個票データが世界を救う

都道府県別や属性別といった、ある程度集計されたデータでは
グループ別の平均的な姿しかわかりません。しかし、特に
医療や教育、労働といった分野では、個人レベルの反応や
効果を知りたいことが多く、個人単位で収集、構成された
データ（個票データ）は必須です。それ以外にも、多くの
分野で個票データの利用が活発化して行きます。
２１世紀に入り、さまざまな組織が個票データ利用の
環境整備を進めており、近年では個票データの利用可能性
は大幅に高まりました。
2009年に施行された新統計法により、匿名性を維持あいたうえ
で、研究目的での個票データ利用を推進する方針が示され、
個票データ分析の環境は急速に整いつつあります。

[新統計法の全面施行を迎えて]
http://www.stat.go.jp/info/today/005.html

http://www.stat.go.jp/info/today/005.html