英語-文化と文明
逆に文化
「逆に」というと、すぐ’on the contrary’というのは困ります。熟語の丸暗記です。
それに、これは前文を否定する意味ですから、「それは間違いで」といったことになり
ここでは「一方」という軽い気持ちで、’on the other hand’が適切です。
英語はセンテンスのつなぎが大切ですが、前後の意味を考えずに、つなぎの日本語を直訳
するのは大変危険です。日本語はつなぎの言葉が特にあいまいだからです。
たとへば、「しかし」とくせのように言う人がいますが、その「しかし」は、いつもbut
ではありません。
つなぎの言葉の扱い方をみると、通訳や翻訳の質がわかります。
ここでは文明から文化に話が変わる大事なところです。「だが、文化は違う」
"But culture is different"というとわかりやすい、「では、文化とは何か」
”What is culture about?”さらにつないで「文化とは」"Culture is about...."
と、文化についての本論に」入ります。