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日本三大どうでもいい事件

日本三大どうでもいい事件

①:下山事件
②:坂本龍馬暗殺
③:本能寺の変黒幕探し

下山事件

1949年に、国鉄総裁だった下山定則氏が失踪し、翌日に常磐線の北千住駅と
綾瀬駅の間で礫死体として発見された事件。
これはいまだに真相がわかっておらず、当時は戦後から数年しか経過していな
かったことからもあり、「GHQの陰謀ではないか」と囁かれました。

坂本龍馬暗殺

司馬遼太郎さんが小説「龍馬がゆく」にて、龍馬をヒーローとして描いたので
有名になりました。実は歴史学者からは歴史的な評価というものは、それほど
高くありません。ゆえにその人物が誰に殺されたのかについて、歴史的な
実証をすることすら、あまり学問的な意味を認められていません。

本能寺の変黒幕探し

研究者の間では、「日本で最もどうでもいいと言われるものの、依然として
本能寺の変の黒幕探しは、非常に人気が高い。特に多いのが、「光秀のバック
には室町幕府最後の将軍であった足利義昭もしくは朝廷がいたのではないか」
とする陰謀論です。
ただ、考慮して欲しいのは、光秀が信長抹殺に成功した時、「俺は誰々の命を
受けて、誰々のために信長を討ったんだ」とはいっさい主張していない点です。
仮に、光秀が朝廷の命を受けていたなら、「信長こそは朝敵である」と宣言
すればいいし、足利将軍家から命令されたなら、「あれは将軍の命を受けたの
であって、自分の私利私欲で動いたんじゃない」と正当性を表明するはず。