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ことわざで考える

五臓六腑

五臓とは
心臓、肝臓、脾臓、肺、腎臓
六腑
胃、大腸、小腸、ぼうこう、三焦
をさす。
五臓はおもに血液関連で、六腑は消化器系です。

檄を飛ばす

飛ばしたのは何でしょうか
広く人々に自分の考え、主張を訴えること。
檄は自分の主張を人々に訴えて決起を促す文書。
昔、中国で出した木札を意味する

どんぶり勘定

収入や支出を帳簿でしっかり管理することなく、おおざっぱに
金の出し入れを行うことをいう。このどんぶりは、牛丼を食べるとき
の丼鉢ではない。
お金、鼻紙などいろいろなものを無造作に入れて持ち歩いた入れ物をさす。
今のエプロンに似た職人などの腹掛けや、胴巻きにつけたポケットのこと
をいうこともある。

こけら落とし

なにを落とすのか。
「こけら」は「木屑、こっぱ」。くわ型の刃物で木を平にして屋根や足場に残った
こけらを落としたことから、新築・改装した劇場などで行われているは初めての
興行をこけら落としという

ろくでもない

ろくは「陸」と書く。陸は平なこと、物事が正しいこと、まじめなことを表す。
否定の言葉ついた「ろくでもない」は「ねうちがない、つまらない」こと
ろくでもない人はろくでなしという

人間至る所青山あり

青山はせいざんと読み、墓地を意味する。人間はじんかん、にんげんと2通りの
読み方があるが、このことわざではどちらも「世の中」を指している。
全体で「世の中どこにでも自分の骨をうずめることができる。だから、
故郷を出て広い世界で活躍しなさい」

にべもない

「まるで愛想がない、そっけない」
「告白したが、にべなく振られた」のように使う
海魚のニベのうきぶくろを煮詰めて固めたのがにべ(にかわ)で、接着剤として
用いれれた。