わかりにくい概念

１：公式が複雑な形をしていて直感的でないこと。
２：条件付確率というものが、ある意味「うさん臭い」概念である。
ので、慎重にものごとを考える人は「なんか変な感じがする」
「うさん臭さ」こそが、ベイズ統計の本質であり、利便性とつながっている。
「うさん臭さ」が批評を浴び、ベイズ統計は２０世紀初頭にいったん、統計学
から葬り去られる。しかし、、ベイス統計の「うさん臭さ」と「利便性」とは
表裏一体関係にあり、「うさん臭いからこそ使える」のです。その「利便性」
のほうに注目した学者たちによって、ベイス統計は、２０世紀後半に復権する
ことになりました。２１世紀現在、ベイズ統計は逆に統計学の主流となりました

現在での、ベイズ統計学

インターネットの普及とシンクロする形でビジネスに使われるようになって
インターネットでは、顧客の購買行動や検索行動が自動的に履歴として収集され
ますが、蘇kpから顧客も「タイプ」を推定するには、スタンダードな統計学より
もベイズ統計のほうが圧倒的に優れているからです。
多くのネット系企業が実際にベイズ統計を利用しています。

マイクロソフト

早くからベイズ統計をビジネス利用していることで有名です。
ウインドウズのOSヘルプ機能には、ベイズ統計が導入されています。
マイクロソフトの元代表ビル・ベイツ氏は1996年に、自社が競争上優位に
あるのはベイス統計にあることを新聞で宣言しました。
世界中からベイズ統計の研究者を多数ヘッドはんとしたことを公言した
のは有名です。

グーグル

自社の検索エンジンの自動翻訳システムにおいて、ベイズ統計の技術を
生かしていることは知られています。

ベイズ統計の強み

「データが少なくても推測でき、データが多くなるほど正確になる」
という性質と「入ってくる情報に瞬時に反応して、自動的に推測を
アップデートする」という学習機能にあります。

今世紀のビジネスに従事する人は、ベイズ統計を使いこなせると最強です