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家族類型論

2018-11-26_132601_RM3

エマニュエル・ドット

家族人類学者・歴史学者の家族類型論ではそれまでもっとも近代的で進んだ家族システムだと思われてきた「核家族」が、実は「最も原始的」な形態であり、大家族を形成する「共同体家族」こそが最も新しく登場したものだ、そうだ。

人類史の中では

核家族-->直系家族-->共同体家族の順になるそうです。

地理的にみると

共同体家族がユーラシア大陸の中心部、中国、ロシア、中東などに広がり、その周縁である日本、朝鮮、ドイツ、スウェーデンなどは直系家族となり、そしてさらに周辺部であるイギリス、アメリカは核家族になる。