名前です付きキーワード

関数で名前付きキーワード引数を受け取りたいなら、**kwags（全てを
受け取る引数）をまとめて辞書(dict)に入れて処理出来ます。

利点

キーワード引数のもたらす柔軟性には３つの利点がある。
第一：キーワード引数で関数呼び出しを初めて読む人にとってわかり
やすくなることです。remainder(20,7)という呼び出しでは、どちらの
引数がnumberで、どちらがdivisorか、remaindarメソッドの実装を見ない
限りはっきりしません。キーワード引数による呼び出しでは、number=20,
divisor=7とによって、どの引数がどの目的に使われているのかがすぐわか
ります。
第二：関数定義においてデフォルト値を持てるという点です。これにより
関数を、ほとんどの場合にデフォルトの振る舞いをしながら、必要な時に
追加的な機能を果たす。
第三：既存の呼び出し元と後方互換性を保ちながら、関数の引数を拡張できる
協力な方法を提供するということです。これにより、多数のコードを移し替える
ことなく、バグを生み出す可能性を減らして、機能を追加できます。
キログラム以外の重量単位でも計算できるように拡張したい時、必要な
測定単位への変換率を提供する新たな引数をオプションとして追加すれば
よいのです。

まとめ

 

◉関数の引数は、位置またはキーワードによって指定できる。
◉キーワード引数は、位置引数だけでは紛らわしい場合に、目的を明らか
にする。
◉デフォルト値を指定したキーワード引数なら、すベての既存の呼び出し
元を変更しなくても、その関数に新たな振る舞いを簡単についかできる。
◉オプションのキーワード引数は、位置ではなくキーワードで常に渡すべき