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ギャップ

他人に対して

コミニュケーションギャップの根本原因について
「他人のことは一般化して抽象レベルで捉えるが、自分は特別視して
具体レベルで捉える」ことが挙げられます。
「他人のことはろくに具体レベルの詳細を見ずに簡単に抽象化するくせに
他人からそうされると、(自分では詳細に具体が見えている分)不満に
感じることを意味している。
問題は、このことに当人同士が気づいていないことです。

では、どうしたら

それの逆をする。
他人のことはなるべく具体的で詳細な事情まで考慮する世にし、
自分のことはあまり特別視せずに引いた目で一般化してみる、ぐらい
でちょうど良いのです。

いとも簡単に

苦しんだり失敗したりした他人に対して、「あるべき論」を振りかざしています
他人の目が気になったりネットの批判に苦しんだりしている人に、
「他人の言うことは気にしても意味がない」などと、一般論を言うのは本当に
簡単です。そんなことは当の本人が一番わかっているのです。
「わかっていてもできない」のはダイエットも同じです。何度もトライしても
ダイエットに失敗している人に、「食べる量を減らして運動すればいいんだよ」
などと正論を言っても何の意味もない事です。
私たちはそのような「他人への一般論・理想論」をあまりにも安易に
展開市しがちです。

一方で、

自分に対してそのような矛先が向いたときには、「自分のケースは特別
だからあてにならない」と言う言い訳を必要以上にしてしまいがちです。
他人には安易にレッテル貼りをするくせに、自分に貼られると最高にムカつ
いて「あの人はすぐに他人にレッテルを貼る人だよね」と喜劇のような自己矛盾
のセリフを吐き、その滑稽さに気づかない