どこで使われているか

名前はどこでつかわれているかによって別々のものを参照することができ
る。Pythonプログラムは、さまざまな名前空間を持っている。名前空間
とは、特定の名前の意味が一意に決まり、ほかの名前空間の同じ名前とは
無関係になる領域のこと。
各関数は、それぞれ専用の名前空間を定義する。メインプログラムでｘと
いう変数を定義し、関数内でｘという名前の別の変数を定義すると、ふた
つのｘは別々のものを参照する。しかし、この壁は突破できる。
必要なら、さまざま方法でほかの名前空間の名前にアクセスすることが
できる
プログラムのメイン部分は、グローバル名前空間を定義する。そのため
この名前空間の変数は、グローバル変数と呼ばれる。
グローバル変数の値は、関数内から参照できる。